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LaTeXの環境構築

はじめに

 卒業研究の論文のため、Dockerを用いてLaTeXの環境構築を行う。このページでは、環境構築の一連の流れを記載する。

参考サイト

zenn.dev

環境

Dockerのpull

 以下のコマンドでLaTeXのimageをpullし、無事にpullできているかの確認までを行う。

$ docker pull ghcr.io/being24/latex-docker:latest
$ docker images

 以下の画像のように出力されていれば、無事にpullすることができている。

テンプレートのクローン

 今回はこのレポジトリをクローンする。
 まずはページを開き、画面右上のUse this templateをクリックする。

 続いて、自分のリポジトリにコピーを作成していく。Repository nameに任意の名前を入力するが、今回は指定があるため、「名前-latex-template-ja」とする。

  次に、ローカルにcloneを作成するため、右上のCodeをクリックし、URLをコピーする。

最後に、以下のコマンドでcloneを実行すれば完了である。

$ git clone http://~

main.texの編集

 続いて、main.texの編集を行う。これにより、出力されるpdfの内容を変更することができる。
 今回ではtitleとauthorを変更し、以下のようにする。

\documentclass{classes/resume}

\title{
	\gt{LaTeX 環境の構築}\\
}

\author{
	\gt〇〇大学 〇〇学科}\\
        \gt{学籍番号 名前}
}

\date{}

\begin{document}
\maketitle

% ここに本文をかく
% exampleフォルダを参考にしてください

\end{document}

PDFファイルの作成

 先程作成したmain.texをPDFファイルに変換していく。そのために、まずは初めに作成したファイルに移動する。次にdockerとdocker imageを起動する。

$ cd 名前-latex-template-ja
$ sudo service docker start
$ docker run -it ghcr.io/being24/latex-docker

 これで作成したファイル内へ移動することができたため、VSCode内で処理を行っていく。

$ code .

作成したファイルの確認

 作成したPDFファイルを確認するため、起動したVSCodeのファイルからmain.texを確認する。画像のように表示されれば、LaTeXの環境構築は終了となる。

最後に

 今回はWSL2を用い、LaTeXの環境構築を行った。道中、様々なエラーが発生したため、当初の目標していた時間よりも長くなってしまったが、無事に出力することができた。LaTeXは今後も活用することになるため、忘れないように復習を繰り返そうと思う。